お知らせ
2020年09月28日 施設情報
このたび、令和2年2月27日(木)から中止しておりました「オキちゃん劇場」のイルカショーを新型コロナウイルス感染症防止対策強化の上、10月1日(木)より再開しますのでお知らせいたします。
<新型コロナウィルス感染拡大防止に関するお願い>
今回、218日ぶりのイルカショー再開を記念し、6種のイルカたちが共演いたします。特に国内最長飼育記録を更新中の「オキちゃん」をはじめとしたミナミバンドウイルカは国内では当館でしかみることができません。また、マダライルカやユメゴンドウの出演は当館初の試み。その他にも体長4mを超える、大きな体のオキゴンドウのダイナミックな姿は必見。
多様なイルカの多彩なパフォーマンスと高い運動能力をぜひ間近でお楽しみください。
?ユメゴンドウ?
世界中の熱帯および亜熱帯に広く分布している。国内での飼育は当館のみ。これまでに飼育例がほとんどなく、生態等、あまり明らかになっていない。本種飼育個体「ムー」は、国内唯一の長期飼育個体であり、イルカショーの出演は開館以来初となる。
?マダライルカ?
沖縄近海で多く確認される種類だが、国内での飼育例は少ない。体中にちりばめられた白色~黒色の小さな斑点模様が名前の由来。当館の飼育鯨種では、最も小柄な種類。2018年には世界初の出産が当館で確認された。今回のイルカショー出演は開館以来初となる。
?ミナミバンドウイルカ?
国内での飼育は当館のみ。バンドウイルカと比べ、口先が細長く、腹側に黒い斑点がある。施設名の由来になっている本種の「オキちゃん」は現在国内最長飼育記録(46年)を更新中。
?オキゴンドウ?
当館飼育鯨種では最大種で体長6mにもなる黒くて大きな頭部が特徴で、マグロのような大型魚も噛み千切って食べることから、別名シャチモドキと呼ばれている。当館での繁殖成功例が国内で唯一の記録となる。
?シワハイルカ?
世界中の熱帯から温帯の海域に生息し、日本周辺では本州の太平洋側と東シナ海に分布。沖縄近海で最もみられる種類の一つ。歯に細かなシワがあることから「シワハ」と名付けられた。頭部はメロン(頭部にある脂肪組織)と吻(フン)の境目がないのが特徴。国内での飼育は稀。
?バンドウイルカ?
世界中の暖かい海域の沿岸や沖合に生息、日本近海にも広く分布している。吻先(フンサキ)は太く短い。世界中の水族館で最も多く飼育されている種。日本各地の水族館で繁殖に向けた取り組みが行われている種で、当館でも繁殖例がある。